先週の20日(金)より宮城県の災害復興支援に行ってまいりました。当初、滋賀県の社会福祉協議会を通じてボランティアの申請をしておりましたが、定員オーバーのため参加を断られました。ちょうど同じタイミングで日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会の2009年度の役員の有志でボランティアに参加する話がありまして、当時の理事長の私としましても是非協力しますということで、滋賀県内各地より17名の精鋭でトラック2台とワゴン車3台に分乗し宮城県は亘理町の避難所へ炊き出し支援に行ってまいりました。
片道約800km超の道のりは、トラックを連ねて走行するにはかなりの長旅で、約12時間をかけての移動となりました。ちなみにずっと運転させていただきました。 ベースとなる亘理郡亘理町の亘理中学校に到着後、今回の様々な現地の調整をしていただきました(一社)さくら青年会議所の大沼理事長の案内で、被災地の視察をさせていただきました。 亘理中学校で食材の搬入 さくら青年会議所理事長にご協力いただきました 地震の被害より津波による被害が深刻です 津波で全てが流されてしまいました 現地で被害の大きさを目の当たりにし、正直言葉を失いました。 この後避難所で炊き出しをするにあたり、被災者の方々にどのような言葉をかければよいものかわからなくなってしまいました。 今回の炊き出しは、避難所である「亘理中学校」「亘理小学校」「亘理高校」「吉田小学校」におられる被災者の方々の食事、約1000食分の協力です。近江牛の太巻きと豚汁、デザートに、子どもたちのお菓子を配布しました。 震災後2カ月が経過しておりますが、仮設住宅の建設が遅れているため体育館での避難所生活を今もなお余儀なくされている被災者の方々の疲労は膨大なものと思われます。段ボールの衝立さえもない体育館で毎日過ごされているストレスははかり知れません。 2009年度の宮城県ブロックの高橋会長もお見えになり、滋賀からの応援に涙ながらにお礼を述べていただきました。また、各避難所で今回のボランティアのご挨拶をさせていただいたり、また、ベースとなった亘理中学校では我々が帰る際に、全員の被災者の方々が体育館の前にお見送りに出てきていただき、笑顔で手を振っていただいている姿に感動いたしました。 我々が、炊き出しを通じて被災地を盛り上げようと乗り込んだつもりでしたが、逆にいろいろ学ばせていただいた気がしました。 災害の規模が大きいだけに長期的な支援が必要です。今後も様々な形で支援を行ってまいりたいと思います。 PR
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田中松太郎
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自己紹介:
滋賀のよさこい方式のお祭り「ござれGO-SHU!」のために情熱をそそぐ男。地域のまちづくりやひとづくりといったことには人一倍敏感で、これらが高じて社業においても地域活性化を目的とした情報誌を発刊するなど、今や本業までもが奉仕になりつつあることに実はかなりの危機感を感じてもいる。
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