昨日は、朝から甲賀市市民活動団体・ボランティア団体を支援する機関のネットワーク連絡会の会員7名で、守山市の市民活動団体・ボランティアの情報を有する組織間ネットワーク連絡会との意見交換会に参加してまいりました。
我々甲賀市の市民活動ネットワークを構築するにあたり、個人的にはこれまでJCをはじめ、甲賀市、南部地域振興局など幾度となくこのような取り組みをしては失敗を繰り返してきたと認識しております。それだけに、どこかに成功事例はないものかの模索している中で、地元滋賀において市民交流センターのハード面と、市民活動ネットワークのソフト面の両面に取り組んでおられる事例があるということで、是非視察をさせていただこうと今回の訪問にいたったわけです。 しかしながら、訪問前から明確になっていたことは実際守山市の事例もこのところ行きづまっておられるようで、その問題点と失敗事例についてのお話を聞かせていただくことにより、逆に我々の今後の活動に参考にして行こうということで訪問させていただきました。 やはり壁に直面しておられる一番の問題は、行政の縦割りによる弊害で従来の行政サービスに収まりきらないニーズを担うNPOをはじめとする市民活動団体が、行政の枠に収まりきらず窓口が明確にならない点、また社会福祉協議会、生涯学習課、まちづくり課、国際交流協会、社会教育課など、行政の各部課ごとに異なる性質のボランティアが存在するものの、それらの枠をこえた情報共有が図れていないことの問題点が明らかになっているものの、行政の縦割りの弊害からこれらの問題解決に至らず歯がゆい思いをしておられる現状が、我々の甲賀市においても同様の状況におかれているだけに非常によく理解ができました。 地域主権型社会を標榜していくうえで、これらの問題解決は必須条件でもあります。これらの問題解決なしに地域主権型社会は訪れないといっても過言ではありません。我々自らの問題として、早期解決ができるよう今後一層議論を重ね解決の糸口を見出していきたいと思います。 PR
Powered by 忍者ブログ
Design by まめの
Copyright © [ 松太郎の部屋 ] All Rights Reserved. http://ma2.blog.shinobi.jp/ |
∴ プロフィール
HN:
田中松太郎
性別:
男性
趣味:
ドライブ
自己紹介:
滋賀のよさこい方式のお祭り「ござれGO-SHU!」のために情熱をそそぐ男。地域のまちづくりやひとづくりといったことには人一倍敏感で、これらが高じて社業においても地域活性化を目的とした情報誌を発刊するなど、今や本業までもが奉仕になりつつあることに実はかなりの危機感を感じてもいる。
∴ カレンダー
∴ 最新記事
∴ アーカイブ
∴ 最新コメント
∴ アクセス解析
∴ 最新トラックバック
∴ ブログ内検索