今宵何気にTVをみていたら、こんな番組をやっていた。
もしも、携帯電話のない時代に戻り、思い出の場所で待ち合わせしたならば……。すれ違い……、公衆電話……、留守電のメッセージ……。そこには、今の時代には忘れられている、胸がキュンとなるような青春の1ページがあるハズです。あのドキドキした気持ちを再び……。 番組のルールは単純明快。 (1)倦怠(けんたい)期のカップルからケータイ電話を取り上げる。 (2)その後1週間、二人の思い出の場所で待ち合わせをしてもらう。 (3)ただし、二人が会える時間は1日1時間だけ。 たったこれだけのことで、お互いの愛を確かめることができるのです。 というもの。タイトルはラブ待ち。 いまや生活のなかで当たり前のものとなった携帯電話。 しかし、携帯のない生活で時間の使い方、約束の仕方、待ち合わせについて今まで軽視していた部分が浮き彫りになってきた。 それは今という時間をいかに大切に過ごすかということだけでなく、過去の時間をいかに無意識にに過ごしてきたかということがはっきりとしてきた。要するに、本来覚えているであろう思い出の出会いの場所を、お互いしっかりと覚えていない、あるいはお互いが(どちらかが)勘違いをしているカップルが非常に多いのである。 自分だったらどうなのか?確かに便利になった世の中で、時代を生きているというより、単に時間の軸に流されて生きているだけのような気がしないでもない。待ち合わせというイベントが、携帯電話の誕生により単なる通過点でしかなくなってしまった今、恋愛だけでなく仕事も含めてあらゆる場面でのその瞬間の出来事はほとんど記憶に残っていることは極めて少ない。なんだかそう思うと心が貧しくなってきてしまっているようで、今一度考え直すことも必要ではないかということを考えながら、携帯片手にメールをしている自分がいるのである・・・。 PR ∴ この記事にコメントする
● なるほど…
懐かしいですね~携帯のない時代。
ポケベルの音に一喜一憂してました…(*^。^*) 確かに待ち合わせってもっともっと大切でしたよね。 時間も場所もきっちり決めて確認して… 便利なのもいいけど、ちょっと考えなおさないといけませんね。
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田中松太郎
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自己紹介:
滋賀のよさこい方式のお祭り「ござれGO-SHU!」のために情熱をそそぐ男。地域のまちづくりやひとづくりといったことには人一倍敏感で、これらが高じて社業においても地域活性化を目的とした情報誌を発刊するなど、今や本業までもが奉仕になりつつあることに実はかなりの危機感を感じてもいる。
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