今宵はござれGO-SHU理事会を開催しました。通常総会まで約1ヶ月というところで総会に向けた準備を着々と進めております。事業内容も年々多様化し、会計も複雑になり決算もややこしくなってきております。NPO法人の会計については特に法律で定められたものが無く、当法人については公益法人会計の考え方で会計処理を行っております。会費収入と寄付金収入、事業収入の他、行政からの補助金収入で運営しておりますが、行政からの補助金収入については3月末で決算をしなければなりませんが、当法人の会計は10月決算ということで行政の補助金事業から見ると会計年度の途中で法人の決算を打つ形になり、昨年は会計上は赤字決算となっております。行政からの補助金事業の大半は、事業完了後決算報告をしてから補助金が支払われますので、ちょうど10月頃は補助金事業の進行途中で一時的に赤字になったりします。事業ごとの収支は帳尻があいますがそれぞれの決算期が異なるためこうした問題が起こります。この問題を避けるためには法人の決算を3月決算にしておくべきなのですが、メイン事業が8月開催の為4月からのスタートでは間に合わず、11月スタートの10月決算という形をやむを得ずとっています。
問題なのは決算だけでなく、来年の予算組みにも影響してまいります。現時点で全く予測のつかない来年度の行政からの補助金を予算計上しなければならず、予測で立てた予算に基づいて先行して動き始めますので4月時点で実際の補助金額が決定した時点で予算額より下回った場合は穴埋めが大変になります。実際NPO法人を設立してから毎年20%ずつ補助金は削減されてきておりますが、予算段階では前年度対比の10%~20%増しで組んでおりますし、予算要求もその数字で出しておりますので、予算額と補助金収入の差額に毎年悩まされております。年々拡大するござれGO-SHU!の開催規模と、年々減少する補助金とのギャップにそろそろ限界を感じてきております。行政サイドの言い分としては、予算の範囲で開催してくださいということですが、予算を20%削減された分開催規模を20%縮小して来場者数が20%削減できるかというと、決してそうではありません。年々増加している来場者数に対応できる設営をしていかなければならないわけで、削減できる部分も既に限界を超えております。 自主財源で健全な運営ができる体制作りが必要ですが、184万円という補助金はそのための補助としてはあまりに少なすぎます。今年度の決算報告も頭の痛いところですが、来期の予算は更に頭の痛い問題です。 PR
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田中松太郎
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自己紹介:
滋賀のよさこい方式のお祭り「ござれGO-SHU!」のために情熱をそそぐ男。地域のまちづくりやひとづくりといったことには人一倍敏感で、これらが高じて社業においても地域活性化を目的とした情報誌を発刊するなど、今や本業までもが奉仕になりつつあることに実はかなりの危機感を感じてもいる。
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